電解水とは

水を電解した時に現れる機能を持った水の事です



日本機能水学会において、機能水とは「人為的な処理によって再現性のある有用な機能を付与された水溶液の中で
処理と機能に関して科学的根拠が明らかにされたもの(おびようとしているもの)」と定義されています。

電解水の歴史はアルカリイオン水から始まった

電解水の歴史は 1953年7月、日本にてアルカリ電解水生成器(シンノオル液製造機)が誕生した所からはじまります。
通称アルカリイオン水です。

アルカリイオン水生成器の基本構造

電解室の真ん中で隔膜に仕切られている「2室型」で
弱酸性水(陽極側)弱アルカリ水(陰極側)の2種類を生成します。(右図参照)

アルカリイオン水は、
その陰極側で生成される弱アルカリ性電解水でpH9〜10の飲用です。
必要に応じて、乳酸カルシウムなどの電解補助剤を添加します。
別に無くてもアルカリイオン水は生成できます.


アルカリイオン水の特徴、電気分解して現れる機能
水のクラスター粒子が分解して細かくなっている可能性がある

電解で水のクラスター粒子が細かくなるという事が、推測されています。
「アルカリイオン水で、お茶、コーヒー、お米を炊くと、美味しくなる」というのは、
水のクラスター粒子が固まって大きくなっているのを、電気分解で引き離し細かくなる事で、
お米の芯まで届くことが無かった水が浸透し、炊くことでふっくらと美味しくなると思われています。

電気分解することによって「活性水素」が発生する

研究報告によると、強く電気分解した水には「活性水素」が含まれており、
これによって活性酸素の消去が確認されたとの論文も発表されています。
しかしながら「活性水素」に関しては研究段階であり、その水素の形態や生体内の活性酸素に対して
どのように作用するか?などについては未だ明確な結論には至っておりません。
現在も多方面の角度から研究が進められております。
注意:「活性水素(H)」と「水素(H2)」は別物です。「水素(H2)」はアルカリイオン水にはほぼ含まれておりません。

酸化還元電位がマイナスになる

酸化とは、物質、分子または原子が電子を失う過程をいい
還元とは、逆に物質、分子または原子が電子を得る過程をいいます。
この電子を失う酸化力と、電子を得る還元力の総合値がマイナスになる=還元力が強いという意味を示します。
しかし酸化還元電位も、どのように作用するか?などについては未だ明確な結論には至っておりません。
現在も多方面の角度から研究が進められております。

この様に、水を電気分解すると分子構造に変化が生じ、機能を持った水へと変化する事が解ってきました。

強酸性電解水、強アルカリ性電解水について(二室型)

アルカリイオン水生成器に電気の通りを良くするため、水に食塩(塩化ナトリウム99%以上)を溶かし電気分解すると、
強烈に電気の通りがよくなった為に強酸性電解水と、強アルカリ性電解水が生まれました。
1987年4月に、ジャニックス株式会社が小型の強酸性電解水(オキシライザ)を製造。
それ以前に、葵エンジニヤリング株式会社が大型機を業務用に使用していたという記録もあります。

(注)市販のアルカリイオン水生成器は、食塩水を電気分解するように出来てはいないので、生成するとすぐ壊れてしまいます。生成しないで下さい。

食塩水が電解反応で殺菌水へと変化していく仕組み

二室型の電解槽の陽極側で、
薄い食塩水を電気分解すると水から酸素、水素イオン
また塩化物イオンから塩素が生まれ
塩素は、水と反応して※次亜塩素酸(HOCl)と
塩酸を生み出します。
その為、pHは2.7以下、溶存酸素と酸化還元電位が上昇し
塩素濃度が20ppm以上となります。
これが殺菌能力(次亜塩素酸)を持った強酸性電解水です。


また陰極側では水のみに電解反応が起きて、
水素と水素イオンが生まれ、強アルカリ性電解水となる。
これは、カセイソーダの希釈液と同等の能力があります。


強酸性電解水(強酸性次亜塩素酸水)の主な特徴
強酸性電解水(強酸性次亜塩素酸水)の利点

殺菌のスピードが速い

主成分の次亜塩素酸が殺菌効力を生み出します。
またpH値、酸化還元電位の大幅なプラス、溶存酸素、少量の塩酸が
殺菌能力を持っており、相乗効果で殺菌力を高めている可能性があります。
さらに電解により水クラスター粒子が小さくなっているので
細菌の奥まで浸透して殺菌する事が推測されます。
その殺菌力は、内視鏡消毒で使われる殺菌薬品2%グルタルアルデヒド(劇薬指定)と
同等またはそれ以上と考えられており、厚生労働省より内視鏡の消毒液として認可されました。

人体に対して安全である

主成分の次亜塩素酸はとても不安定に構成されている為、その他物質に触れると分解します。
特に酸性物質と化合すると分解が促進します。
塩素は薬品と違い、残留しません。
安全性が厚生労働省より確認された事から、手術時手洗、食品添加物(殺菌料)として認可されました。

塩素濃度を自在に設定できる

500mlの水に1gの塩を溶かした塩水で、塩素濃度約20ppmの強酸性電解水にすることが出来ますが
電解する塩水の塩分濃度を濃くすることで、塩素濃度を上げることが出来ます。
これにより、殺菌しにくい菌にも対応することが出来ます。
※塩素濃度60ppm以上に設定された強酸性電解水は、食品添加物指定から外れるために食品洗浄には使用できません。

強酸性電解水(強酸性次亜塩素酸水)の弱点

塩分が残っている

完全に塩分が塩素へと変化できずに残ってしまうために金属に付着させたままにしてしまうと、錆を起こしてしまいます。
また、無農薬栽培したくても塩分を含んでいたために植物に散布すると、枯れてしまう可能性が残ります。

日持ちがしない

有機物に弱く、熱に弱く、紫外線に弱い為すぐ変化し、水へと変化してしまいます。だから安全とも言えます。

塩素臭がする

塩素が残っているため、塩素臭を発します。
しかし手などに付着させると、すぐ分解して中和し水へと変化して臭いもなくなります。

三室型電解水の誕生

上記二室型の弱点である
塩分を取り除くために考え出されたのが三室型です。
真ん中に隔膜で仕切った部屋だけに食塩水を流し
電気分解することで、
電解に必要なイオンだけを隔膜から通して生成します。
生成される強酸性電解水と強アルカリ性電解水は、
塩分がほとんど無いだけで、性能は変わりません。
これによって、心配であった金属の錆への軽減、
また無農薬栽培が可能なものへとなりました。
今後の技術進歩によって、
完全無塩にする事は十分可能です。






三室型電解水(強酸性次亜塩素酸水)の主な特徴
三室型電解水(強酸性次亜塩素酸水)の利点

殺菌のスピードが速い

主成分の次亜塩素酸が殺菌効力を生み出します。
またpH値、酸化還元電位の大幅なプラス、溶存酸素、少量の塩酸が
殺菌能力を持っており、相乗効果で殺菌力を高めている可能性があります。
さらに電解により水クラスター粒子が小さくなっているので
細菌の奥まで浸透して殺菌する事が推測されます。
その殺菌力は、内視鏡消毒で使われる殺菌薬品2%グルタルアルデヒド(劇薬指定)と
同等またはそれ以上と考えられており、厚生労働省より内視鏡の消毒液として認可されました。

人体に対して安全である

主成分の次亜塩素酸はとても不安定に構成されている為、その他物質に触れると分解します。
特に酸性物質と化合すると分解が促進します。
塩素は薬品と違い、残留しません。
安全性が厚生労働省より確認された事から、手術時手洗、食品添加物(殺菌料)として認可されました。

塩素濃度を自在に設定できる

500mlの水に1gの塩を溶かした塩水で、塩素濃度約20ppmの強酸性電解水にすることが出来ますが
電解する塩水の塩分濃度を濃くすることで、塩素濃度を上げることが出来ます。
これにより、殺菌しにくい菌にも対応することが出来ます。
※塩素濃度60ppm以上に設定された強酸性電解水は、食品添加物指定から外れるために食品洗浄には使用できません。

金属の錆びへの軽減

ステンレスやアルミ等の金属腐食が少ない性能を持っています。
医療器具や、歯科器具の消毒後に器具が錆びてしまう事がありましたが
塩分がごくわずかになったために、器具への錆びがなくなりました。

無農薬栽培を目的とした農薬として使用できる

塩分が極めて少ないため塩害を起こさず土壌にも安心です。
日光に当たった時に、葉焼けがおこりづらく植物に散布することが可能になりました。
また農林水産省より、特定防除資材(特定農薬)として認可されており
安心して農薬として利用できます。
酸性度が高いため、大量に使用される場合は、消毒に強酸性電解水
与える水に、アルカリイオン水を使用されることをお勧めします。

二室型よりも日持ちがする

効力の保存性が二室型よりも優れています。
遮光・常温の状態で、1ヶ月は日持ちするようになりました。

三室型電解水(強酸性次亜塩素酸水)の弱点

塩素臭がする

塩素が残っているため、塩素臭を発します。
しかし手などに付着させると、すぐ分解して中和し水へと変化して臭いもなくなります。

一室型電解水の誕生

【微酸性電解水】

電解槽が隔膜で仕切られことはなく一室で希塩酸を
低電圧で電解する方法で生成されます。
陽極で塩酸から塩素、塩素は水と反応して
※次亜塩素酸(HOCl)と塩酸になります。
低電圧の為、陰極側では電解は起きません。
電解槽の中で生成されるのは強酸ですが
これを大量の水で薄めることによって、
pH5〜6.5、塩素濃度10〜30ppmの
「微酸性電解水」が生成されます。
特徴は、食塩を使用していないので、
金属の錆の心配がほとんど無く、
無農薬栽培も可能と思われます。
また、強酸性電解水に比べて次亜塩素酸の量が少し多いため
少ない塩素濃度でもしっかり殺菌を行います。

一室型の微酸性電解水(微酸性次亜塩素酸水)の主な特徴
一室型の微酸性電解水(微酸性次亜塩素酸水)の利点

強酸性電解水よりも日持ちがする

強酸性電解水の弱点でもあった日持ちが少ないことが、
熱や光に当てなければ常温で約一ヶ月持つようになりました。

嫌な塩素臭が少ない

電解水特有の嫌な塩素臭がほとんどしません。

次亜塩素酸の割合が高い

塩素濃度が低くても、次亜塩素酸の量が強酸性電解水よりも少し多い。

金属の錆びへの軽減

ステンレスやアルミ等の金属腐食が少ない性能を持っています。
医療器具や、歯科器具の消毒後に器具が錆びてしまう事がありましたが
塩分を使用していないために、器具への錆びがかなり軽減されました。

無農薬栽培を目的とした農薬として使用できる

塩分が極めて少ないため塩害を起こさず土壌にも安心です。
日光に当たった時に、葉焼けがおこりづらく植物に散布することが可能になりました。
また農林水産省より、特定防除資材(特定農薬)として認可されており
安心して農薬として利用できます。

一室型の微酸性電解水(微酸性次亜塩素酸水)の弱点

強アルカリ性電解水が生成されない

無隔膜の為、酸性とアルカリ性に分かれることなく「微酸性」のみが排出されます。
なので掃除用に使われていた強アルカリ性電解水は、生成されません。

専用の希釈剤が必要

塩酸を希釈した専用の液剤が必要なので、手軽に作れないというデメリットがあります。

塩素濃度の設定が10ppm〜30ppmまでである

塩素濃度の設定が最大で30ppmまでなので、殺菌力を自在に上げることはできません。

次亜塩素酸水の安全性

次亜塩素酸水は、急性毒性などの各種の試験で安全性が確認され
「人の健康を害するおそれがない」という理由から厚生労働省より「食品添加物(殺菌料)」に指定されました。
また医療機器(手術時手洗・内視鏡消毒)としても指定されており
使用時に、誤って飲んでしまったり、目に入ったり、身体全身洗っても健康障害が起こらないと
確認されているのは「次亜塩素酸水」だけです。
また廃棄処理が容易に行えるなど、環境にも優しくさらに耐性菌の出現は、これまで発見されていません。

また「次亜塩素酸ナトリウム(ハイター・ブリーチ類)」は、残留性の高い次亜塩素酸イオンが90%
殺菌能力が高い次亜塩素酸は10%ほどで濃度が高くないと殺菌力は薄く、さらに残留性が高いので廃棄処理で環境負荷が高い。
さらに界面活性剤が入っているので、人体には有害で粘膜障害があります。
なお双方とも有害な塩素ガス発生などの注意点がある事を、お忘れなく。

次亜塩素酸水のジレンマ

なぜ、次亜塩素酸水は安全で、効力があるにも関わらず、世間一般に広まらなかったのか・・・

その一つに類似商品の粗悪さ、悪徳業者の横行が考えられます。
○○水など、水に関わる商品は後を絶ちません。
それは根拠のないものがあり、誤解を生んでいます。
他の事例として、一部の悪徳業者により中身は浄水器なのに、アルカリイオン水として販売していた例や、
マルチ商法などのシステムを使い強引な販売で浄水器、アルカリイオン水などを扱って信頼を落としてきた事も
さらに同じ”強酸性水”と名乗りながら、食塩や塩酸を使わずに”ただの酸性の水”を作る機械もあるほどです。

またここ近年では、次亜塩素酸ナトリウム(ハイター・ブリーチ類)と塩酸またはクエン酸と水を混ぜることによって
次亜塩素酸水と同じような効果を出す混合物の製品が販売されてはいますが
次亜塩素酸水は電気分解により直接つくられるもので、混合物は食品添加物(次亜塩素酸水)ではありません[機能水研究振興財団より]
混合することで化学反応が起きると考えられるためです。(厚生労働省医薬食品局 H16年8月25日食安基発第0825001号)
さらに次亜塩素酸ナトリウム(ハイター・ブリーチ類)に界面活性剤が入っていますので、残留します。

その為、人の意識の中に「○○水は本当に安全で有効なの?」と疑問を持たれてしまっている事も事実です。
そんな中に、この次亜塩素酸水が組み込まれてしまったことが、とても残念です。

電解水も「非科学」として批判している所もあります。
水を電気分解しても出てくるのは「ただの水」であると言います。
それは見た目や触った感じでは何も変わらない「水」と同じ様に感じるからだと考えます。
しかしながら、厚生労働省・大学教授・医師たちが科学的な実験・検証をしての結果を
発表しているにもかかわらず、批判するのはどういった理屈なのでしょうか?
それは単に「安くて簡単に作れる電解水が広まってしまっては困る」という薬品メーカーが多いからです。

当社ではこのような事例を踏まえて、ご使用なさる方にはそれぞれの商品の特性を丁寧に説明することにより
今までの悪いイメージを払拭してゆきたいと、考えております。

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